一般社団法人キッズITインストラクター協会

これからの将来を支える子どもたちに最先端の情報技術教育をする指導者の集まり

法人情報

【名称】  一般社団法人 キッズITインストラクター協会

【設立日】 2017年1月4日

【代表者】 代表理事  棚橋一也 (プロフィールはこちら

【所在地】 神奈川県川崎市麻生区細山1丁目3番9号

【連絡先】 contact@kidsit.or.jp

【目的】

当法人は、情報技術、自然科学、その他持続可能な社会の実現に資すること(以下、情報技術等と呼ぶ)を子どもたちに教育することを通じて、持続可能な社会を実現することを目的とし、その目的に資するため、次の事業を行う。

・情報技術等を子どもたちに指導する指導者(以下、キッズITインストラクターと呼ぶ)を育成および認定する事業

・キッズITインストラクターに関する検定の実施、講習を開催する事業

・情報技術等に関する出版物の企画、編集、出版および情報技術等に関する学習用教材の企画、製造、販売

・情報技術等に関する出版物および学習用教材の認定

・前各号に附帯又は関連する事業

代表理事の挨拶

はじめまして。代表理事の棚橋です。

2020年の学習指導要領改訂で小学校からプログラミング教育が必修になるという動きがあります。20年近くIT業界に勤めた私としては、歓迎すべき流れであると思います。

しかしながら、「プログラミング教育=プログラミング技術」の教育であってよいのかという思いもあります。プログラミングはモノゴトを効率的に進めるための手段であって、目的にはなり得ないと思うからです。

覚えたプログラミング言語を使って、いろいろなものを作ってみる。それはそれで楽しいですし、子どもたちの創造性を育むという意味でも良いことだと思います。

しかし、教育者がもっと知恵を絞れば、もっと質の高いものを子どもたちに伝えられるのではないか。そんな思いがあります。

今小学生の子どもたちが大人になるころの社会は、今よりも厳しい環境になっていることが容易に想像できます。

・地球温暖化に端を発する気候変動やそれに伴う大規模災害の増加

・日本国財政基盤の弱体化(借金だらけ)

・少子高齢化による働き手世代の金銭的・体力的負担の増加

ちょっと考えただけでもゾッとするものがたくさんあります。

厳しい環境を生き抜くためのスキルとして、コンピューターをうまく使うスキルが必要なのかもしれず、これがプログラミング教育を必要とする一つの理由かもしれません。

キッズITインストラクター協会では、プログラミングを含む情報技術(IT)の教育通じて、持続可能な社会の実現に資することを子どもたちに伝えていくことを目指します。

先に述べた通り、プログラミング技術という単に手段を伝えるだけでなく、何のためにプログラミング技術を使うのかという目的を伝えるものです。

「これからの世の中に起こる大きな社会的課題に対して、向き合って解決してほしい。」という思いから、プログラミング教育を通じて、これらの課題がどんな課題なのかということを理解してもらえるように教材開発を行っています。

プログラミング教育で、思考力と創造力を育めるというのは多くの方にご理解いただいていることだと思います。

『社会的課題という目的が伝えられれば、思考力、創造力、プログラミングを含む情報技術をもって、問題の解決に当たるような人材を育成したい。』

というのが、本法人の目指すところです。

また、本法人には、一般社団法人、すなわちプログラミングを含む情報技術の指導者の集団として、会員が活躍できるようにサポートする役割があります。

具体的には、各種講習会を通じて、

・プログラミング教育に必要なスキル

・プログラミング教室等を開業するのに必要なスキル

を伝承すること。

経済的な利益を得られるようにするスキームを提供することです。

 

子どもたちにも、指導者にもメリットを提供すること、これが本法人の社会的な役割です。

 2017年1月4日

一般社団法人キッズITインストラクター協会

代表理事 棚橋一也